鉄のように堅いお菓子と言われるくろがね堅パンは、大正時代末期、官営八幡製鐵所が従業員のために、健康食品として開発したパンです。
歯ごたえ十分、ココア味やイチゴ味などバリエーションも豊富です。
当時の製鉄所勤務の方の栄養補給食品として作られたもののようです。
とにかく、本当に堅くて、パッケージの注意書きには「牛乳などにひたして食べるとよい」と書いてありますが、そのままでもほんのり甘くてちょっと懐かしい素朴な味が楽しめます。
乾パンと同じく、保存性に優れているため、災害時の食料に使用される場合もあるようです。
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